決算・資金トラブル
決算で迷いやすいポイントを整理
見る →資金が足りないと感じたら、感覚で動く前に「残高・確定入金・確定支払」の3つを今日中に数字で並べることが最優先です。希望的観測を排除して不足額を出してから、支払いの優先順位と融資相談を判断します。このページでは最初の24時間の動き方を整理します。
資金繰りを全体から整理したい方は「資金繰り」まとめページをご覧ください。
→ 資金繰り
残高・確定入金・確定支払の三つを今日中に並べます。
給与、主要仕入、事業継続に直結する固定費を先に守ります。
苦しい局面ほど相談を先延ばしにしないことが重要です。
苦しい時ほど、感覚ではなく一覧化した数字で動くことが重要です。
資金繰りが厳しい状態とは、赤字かどうかではなく、近い将来の支払いに対して手元資金が薄い状態です。月末の通帳残高だけでなく、給与日、仕入日、返済日、納税日まで含めて見る必要があります。
よくある失敗は、入る予定のお金を楽観的に見積もることです。まずは確定している入金だけで今月と来月の資金繰りを組み直し、そこで足りるかを確認します。

危険サインには共通点があります。入金遅れの確認が増えた、支払いを一部ずらしたくなる、口座を何度も見直す、賞与や納税の話題を避ける。この状態は、すでに資金繰りが細っているサインです。
試算表では黒字でも、残高の先読みがない会社では危険サインを見逃しやすくなります。数字が悪いかどうかではなく、支払い日までの現金が足りるかで見ます。

資金が足りないときは、全部を同じように払おうとすると失敗します。まず守るべきは給与、事業継続に必要な仕入、止まると営業が止まる固定費です。
一方で、条件変更や相談余地がある支払いもあります。返済条件の見直し、納税時期の相談、分割交渉など、相手と話す余地があるものは早く動くほど選択肢が残ります。

最初の24時間でやることは四つです。口座残高を全部集める、確定入金一覧を作る、確定支払一覧を作る、今月と来月の不足額を出す。この順番なら、感覚ではなく数字で動けます。
不足が見えたら、同日中に回収強化先、支払相談先、資金調達候補を決めます。苦しい時ほど、原因分析の深掘りより先に時間を買う行動が必要です。

緊急資金の確保手段には、回収前倒し、支払条件調整、短期融資、公庫や制度融資の相談、既存借入の条件見直しがあります。大切なのは、単独ではなく組み合わせて不足月を越えることです。
融資は資金が切れてからでは遅く、厳しくなりそうな段階で相談した方が通りやすくなります。数字が荒くても、残高推移と不足理由が説明できるだけで動きやすくなります。

一番危険なのは、苦しい事実を見ないまま月末を迎えることです。希望的観測の入金を入れる、全員に同じ説明をせず場当たりで支払いを決める、相談を先延ばしにする。この三つは悪化を速めます。
また、原因が複合しているのに売上不足だけを理由にすると、打ち手がずれます。苦しい時ほど、原因は後で深掘りし、まず今月を越える形に直すことが先です。

税金、返済、残高まで話せる相手へ早く相談した方が手は残ります。
現金残高、確定入金、確定支払の三つです。希望的観測を外し、今月と来月の不足額を先に出します。
給与、主要仕入、止まると営業に直結する固定費を先に守ります。相談余地がある支払いは早めに交渉します。
資金が尽きる直前ではなく、厳しくなりそうだと見えた時点です。早いほど選択肢が増えます。
安心できません。原因が残っていれば再発するため、次に原因整理と改善策まで進める必要があります。
あわせて確認しておくと整理が速くなります。
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