税理士変更の引き継ぎ|必要書類6点・会計ソフトの移行・移行初月の確認事項
引き継ぎの失敗パターンは「資料が足りない」「クラウド会計が二重取り込みになった」の2つです。先に必要資料と移行手順を把握しておけば、移行初月の月次停止はかなり防げます。
税理士変更を全体から整理したい方は「税理士変更」まとめページをご覧ください。→ 税理士変更
旧税理士から受け取る基本資料6点
この6点が揃えば移行初月の月次停止はかなり防げる。
- 直近12ヶ月の試算表:前年比較に必要。月次の推移を新税理士が把握するための基本資料
- 総勘定元帳と主要科目明細:仕訳の詳細確認に必要。科目ルールを新税理士が理解するために必須
- 前期決算書・申告書・電子申告控え:前年の確定した数字を引き継ぐための基本資料
- 消費税区分・インボイス・源泉税の扱いメモ:事務所ごとのルールが違う部分。口頭ではなく文書で受け取る
- 会計ソフトのログイン権限:freee・MF・弥生等のマスター権限を移管してもらう
- 銀行・カード連携情報と固定資産台帳:同期設定の確認と資産管理の引き継ぎに必要
不足しやすいのは「電子申告控え」「届出書控え」「連携アプリの管理権限」「自動仕訳ルールの文書」です。事前に一覧を作って旧税理士に確認してください。
クラウド会計の移行で確認する4点
クラウド会計(freee・マネーフォワード等)の引き継ぎで最も多い失敗は二重取り込みです。同期開始日と自動仕訳ルールを先に確認してください。
| 確認項目 | 確認すること |
| ログイン権限 | マスター権限の保有者が誰か・新税理士への移管方法 |
| 同期状態 | 銀行・カードの同期開始日・停止日・重複期間の有無 |
| 自動仕訳ルール | 旧税理士が設定したルールの内容・変更するか継続するか |
| 残高整合 | 移行前後の預金残高が一致しているかの確認 |
移行初月に固定すること
移行初月の混乱を防ぐために、次の項目を移行前に新税理士と確認・固定してください。
- 月次の締め日(毎月何日締め)
- 証憑の提出期限と提出方法(紙・スキャン・アプリ)
- 科目ルールと摘要ルール(現金・立替・前払いの扱い)
- 同期開始日と重複取り込みの防止設定
- 試算表の確定日と確認方法
よくある質問
試算表・総勘定元帳・申告書控え・会計ソフト権限・銀行連携情報の6点が基本です。この6点が揃えば移行初月の月次停止はかなり防げます。
ログイン権限・同期状態・自動仕訳ルール・残高整合・同期開始日の設定を確認します。特に同期開始日が曖昧だと二重取り込みが発生しやすくなります。
不足資料を一覧化し、何がないかを明確にしてから新税理士へ共有してください。不足部分を先に特定すると、新税理士が代替手段を提案しやすくなります。
締め日・証憑提出期限・科目ルール・同期開始日を固定することです。これらが曖昧なまま移行すると数字の整合が崩れやすくなります。