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世界最高峰の協力者を募り、起業を成功させる秘策とは!?

【VOL.1】
倒産の危機を乗り越えた起業初期


アクセス対策はまったくしていないにも関わらず、参加費用数十万円のセミナーが常に満員に。NO1セミナーポータルサイトとして、飛躍を続けるラーニングエッジ椛纒\取締役の清水康一朗さんに、起業してからこれまでの4年間を振り返り、ゼロから世界最高峰の協力者たちと一緒にビジネスを仕掛ける側にまで事業を成長させたその成功の秘訣を伺った。


ゲスト:清水康一朗(しみずこういちろう)
ラーニングエッジ株式会社 代表取締役

<プロフィール>
ほぼゼロからのベンチャー企業立ち上げ、そして大手コンサルティング企業を経て2004年にセミナーポータルサイト「セミナーズ」を企画・運営するラーニングエッジ株式会社を設立。世界最大の教育会社を目指し、現在NO1セミナーポータルサイトの運営を行う。

【1.起業を想定したサラリーマン時代の過ごし方】

清水社長の起業の動機を教えてください。

  中学に入った頃には、自然と将来自分で商売をしてみたいと思うようになっていました。 ゼロから初めた事業を、いつかグローバルカンパニーにしたいという思いを抱きながら起業しました。ですから、グローバルカンパニーを創るという目標を想定し、サラリーマン時代を過ごしました。

清水社長は、起業を想定しどのようなサラリーマン時代を過ごされたのですか?

 1社目は、従業員が10数名しかない人材派遣会社で、ゼロから全てを経験しました。

 

なるほど。あえてベンチャー企業を選び、そこでゼロから会社を立ち上げる経験を積まれたんですね。

そうです。本当は大学を卒業してすぐに起業するつもりだったんですが、一度はサラリーマンを経験しておいた方がいいという安直な考えで、就職することにしました。当時は、インテリジェンスなどの企業が出来始めた頃で、人材ビジネスが伸びると言われていたこともあり、人材派遣会社を選びました。

人材派遣会社に勤務したことで、人を通して世の中のビジネスの力関係や、どんな能力があれば、高く評価されるのかということを裏側から見ることができました。その会社で、飛び込み営業から経営管理、人材採用に至るまで経験することができました。

ここで会社をゼロから立ち上げる経験は積むことができたので、次はグローバルカンパニーを経営するためにはどうすればいいかということを知るために、コンサルティング会社に転職しました。

 

どのようなコンサルティングをされている会社だったのですか?

 当時流行っていた、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)と言われるサービスです。
例えば、交通事故にあって保険会社に電話した時に、契約者の名前・契約金・毎月の支払額が全て出てこなければ早急の対応ができません。その手順をどのように改善し、顧客満足を高め、申し込みを増やすかを戦略的に考えていくことがCRMというものです。

そのサービスを、GM・アクサ生命・ソフトバンク(当時のボーダフォン)などの大手企業に、何十億かかるシステム導入から200億円のコスト削減の提案をしていました。

 

凄い規模ですね。

 そうですね。2000人働けるオフィスを新築で立てて、そのセンターオープンと同時に2000人が稼動しなければならないので、トレーニングのためにビル一つを貸しきったりもしました。

 

なるほど〜。

この仕事を4・5年経験したことで、ビジョンの打ち出し方や、どのようにビジネスモデルを構築していったらいいのかなど、大きなビジネスをやるイメージも具体的に描けるようになり、2004年に晴れて起業しました。

 

ゼロから会社を立ち上げる経験と、大きな規模で事業展開するその両方を経験され、違いなどは見えてきましたか?

はい。まず視点の向け方がまったく違います。積み上げ式なのか、最初から高い目標があってそこにどのように到達できるのか、始まりの時点からまったく違っていました

起業の場合も、徐々に売上を積み上げていく方法と、初めから高い崖をよじ登っていく方法が考えられると思うのですが、私の場合は大きなビジネスをやりたかったので、両方のいいところを取り入れながらこれまで事業に取り組んできています。

起業当初は、何から手をつければいいか分からない方が多いのですが、清水社長は何から始められたのですか?

自分なりに考えた事業モデルをパワーポインターにまとめ、いろんな人に会って話をしていました。そんな中でしっくりきたのが、今やっているセミナー事業です。

 

なるほど。自分で考えた事業アイデアを他人に話すことを怖がる人もいますが、私もそうやって他人に話すことでアイデアが整理され、また新たな気づきをもらったりと、いい面の方が大きいと思ってます。

私もそう思います。実際に、行動に移す前に止めた事業は山ほどあります。レンタル自転車や健康食品や少し違った人材派遣の事業などを考えたことがあります。

最近、その当時私が考えていた人材派遣事業を始めた会社があるのですが、いろんなところからビジネスモデル大賞をもらっているようです。2004年の時点で、いろんな人にあってまったく同じ事業モデルをプレゼンしてたのですが、当時の私には行動力が足りなかったと感じます。

 

その当時、セミナー事業について、清水社長がプレゼンした相手の反応はいかがでしたか?

とても良かったですね。例えば、プランは良くても実行できる行動力・人脈・システムなどが足りなくて実現できない場合もあります。私の場合は、いろんな人にビジネスプランの話して、それに対して協力的になってくれたり、いろんなことがつながって形になりました。今考えると、その形になるまでが時間がかかりましたね。

 

なるほど。自分のアイデアを他人に話すことがどれだけ重要かが分かりますね。

はい。本当にそうですね。

 

起業資金はどうされたのですか?

それまでの自分の貯えが多少あったので、ちょうど資本金規制がなくなった時期だったこともあり、資本金100万円で事業を始めましたが、その100万円は溶けるかのごとく消えていきました(笑)。

 

(笑)確かに、お金がなくなるのって早いですよね。

セミナーズのシステム構築をする際に外部から大きく調達した結果、今では3000万円まで増えました。

【2.現金残100万円、支払残200万円・・・。】

清水社長は、これまで資金面で大変な思いをされたことはありますか?

 今ではそれほど心配する必要ななくなりましたが、これまでは笑えるほど資金面で苦労してきました。

 

具体的には?

 設立して2年間は、来月には会社が潰れますと毎月税理士に言われ続けていました(笑)

 

凄いですね(笑)

 2004年の8月に独立し、本当に倒産が目の前に来たのが12月でした。200万円をシステム開発に投資しました。お願いした先が、私の知り合いのインド人だったのですが、待てど暮らせどまったくできない状態が続くようになりました。10月になっても、11月になっても出来上がらず、家賃や私の生活費などで出費が続きどんどんマイナスが大きくなっていきました。

商売さえ始められない状態が5ヶ月以上続き、資本金は700万まで増やしているにも関わらず、2004年の12月には、支払が200万円あるにも関わらず、現金残が100万円をきりました。

 

いよいよ倒産ですね・・。その局面をどのように乗り越えられたのですか?

 気合です(笑)

 

気合ですか?(笑)

 気合で、ホノルルマラソンに行ったんです。そしたら何とかなりました(笑)

 

え!?その局面でホノルルマラソンですか(笑)?

これ、冗談みたいな話なんですが、本当の話なんです。

 

またどうしてホノルルマラソンだったんですか?

上手くいかないイメージが出来上がってしまうと、後ろ向きな考えしか出てこなくなるものです。そんな状態でいくら考えてもいい方向に向かうはずがありません。30歳になったらホノルルマラソンを始めるとは決めていたのですが、こんな状態で行ってる場合でないだろうとも思っていました。しかも、その当初のホノルルマラソンは20万円以上かかりました。

しかし、その当初相談した相手から、今の弊社の顧問でもあるのですが、行ってきたらいいのではないかというアドバイスをもらったことが大きなきっかけです。

 

実際に、行って何が一番変わりましたか?

心の状態と視点が大きく変わりました。今の現状は、そこまで思い悩むことではないと思うようになりました。良い意味で心を大きくプラスに切り替えることができたのだと思います。
その心をプラスにした状態で人に会って相談すると、一緒にやりたいと言ってもらえる人が増え、紹介してくれる人も増え、事業がいい方向に行くようになりました
そんなご縁で、少し前からお話をさせてもらっているタリーズコヒーの副会長をされていた須賀さんにこの事業に興味を持って頂きました。

須賀さんから、出資による資金調達の提案をしてもらったのですが、その当時の私には、出資金に関して株価をつけるという知識もアイデアもありませんでした。
会社は、登記した時に一株に対する簿価が決まっていますから、その金額以上の額で他の人から出資を仰げるとは思ってもいませんでした。どのようにすれば、妥当な出資額を算出できるかなど、ベンチャーキャピタルの役員の方などにもアドバイスをもらいながら、出資を募ることに成功しました。

簿価とは】会社が土地や機械設備、有価証券等の資産を購入したときの取得価格であり、帳簿に記載された金額のこと。帳簿価額の略称

 

なるほど。

そういう話をし始めた途端、出資したいと言う人が一気に集まり始めたんです。

 

それは本当に良かったですね!!!

はい。今度は、あまり出してもらい過ぎると比率の問題もあるので、断ることになりました。
それで資本金が1000万円強集まりました。

先ほど、心の状態が良くなった話をしましたが、そうなるといろんないいアイデアも出てくるようになりました。結局システム会社に頼まなくてはならないと思っていたことが、簡単なHTMLで出来てしまったんです。事業モデルは、登録さえ出来れば資金なんか必要なくても始められるじゃないか!ということに気づけました(笑)

 

衝撃的な発想の転換ですね(笑)

はい(笑)だから、セミナーズは始めHTMLとCGIだけだったんです。

 

そうだったんですね。

しかもいざ事業がスタートし、自社主催セミナーを開催することになり、ジェームススキナー氏に協力してもらうことで、セミナーズ主催のセミナーを成功させることができました。1000名以上の人が集まり、一気に会員も増え軌道に乗りました。

講演会だけで出資してもらった分ほど儲かってしまい、出資が必要ないほどになってしまったんです。やってみたら、商売ってそれほど難しくないことが分かりました。それが2005年の1月〜3月の話です。
ゲスト:清水康一朗(しみずこういちろう)
ラーニングエッジ株式会社 代表取締役
<プロフィール>
ほぼゼロからのベンチャー企業立ち上げ、そして大手コンサルティング企業を経て2004年にセミナーポータルサイト「セミナーズ」を企画・運営するラーニングエッジ株式会社を設立。世界最大の教育会社を目指し、現在NO1セミナーポータルサイトの運営を行う。
ナビゲーター:296会社どっとこむ
山下健一(やました けんいち)

<プロフィール>
新卒で会計コンサルタント、新規開拓営業として急成長のベンチャー企業に入社。入社して3ヶ月目から営業実績表彰を多数受賞。クライアント数延べ約107社を担当し、会計経営コンサルタントとしてクライアント企業に毎月のコンサルティングと状況に応じた税理士・司法書士・社労士・弁護士・行政書士などのアレンジメントを行う。
平成15年、インターネットマーケティング活用した急成長中のクライアント企業へ経営幹部としてヘッドハンティングされ、CFO(財務管理責任者)、人事責任者、経営戦略に従事。新卒・中途合わせ、選考人数1,500名を超える。同社は現在、オリコン人気投票2年連続1位を獲得するまでの優良企業で知られる。

制作提供:296会社.com (作ろう会社どっとこむ)事業部
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